ハルストラ・フランクロイド

・主人公(プレイヤーキャラ)
・年齢19歳

 【堕天の子】でありながら、【人間】として魔界への移住を望む魔術師・封札術師。
 【堕天の子】とは、「天使や悪魔、あるいは魔獣と、人間との間に生まれた子供、あるいは人間でありながら天使や悪魔――人間外の力を持った子供」のことで、彼らは死後、必ず悪魔となって甦るとされている。
 そのため【堕天の子】は、それを危険視する神界の天使や、逆に【悪魔】を増やし魔界に媚びを売ろうとする悪魔崇拝者に命を狙われ続ける存在であり、「生まれながらに人間の限界を超えた潜在力を有する堕天の子」であるハルストラも例外ではない。
 幼い頃から教え込まれた【封札術】のおかげでこれまで生き延びてきたが、【人間世界】で暮らすよりも【魔界】に身を隠したほうが安全で、【魔界】でも充分に生きていけるだけの力を得たと判断したため、彼は【魔界】への移住を望むようになった。
※画像は旧砂魔女の物であり、完成版とは異なります
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エルゲイト・ナジャ

・年齢28歳
・主属性:夢魔属

 【堕天の子】である、ということを理由に魔界の森へ捨てられたが、魔獣イリギネオスに拾われ、以後オニュテスに育てられた魔女。
 彼女はすでに【死の扉】をくぐって、堕天使に等しい悪魔である【真魔】となっている。
 だが、育ての親でもあるオニュテスと遊びほうけていたからか、悪魔へと変じて以後もその能力に変化はなく、神界との争いでも戦力に数えることができないまま、予備戦力としてイリギネオスのもとに預けられていた。
 しかしイリギネオスは、自身の娘であるオニュテス同様、エルゲイトに対しても教育を施すようなことはしなかったため、魔界の政庁はイリギネオスのもとから彼女を引き取り、魔界への移住を望む人間――ハルストラに「魔界へ移住するための条件として、彼女を教育し、対神界戦の即戦力となるレベルにまで成長させる」よう命じたのだった。

「よろしくね、ハルストラ」

 
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シニス・フォウンロード

・年齢23歳
・主属性:蛇竜属

 大陸西方に住む部族、ニヴァハ族に崇められている蛇神の娘。
 父である蛇神ファウンダッドが、生贄として差し出されたニヴァハ族の娘に生ませた【堕天の子】で、シニス自身も父と同じ蛇神である。
 ただし、蛇神としては未熟で、父ほどの力を揮うことができない。
 より早く、より強い力を身に付けるために訓練を受けようと魔界の政庁へやって来た彼女は、同時期に魔界への移住を求めてきた人間――ハルストラの指導を受けるよう、政庁に言い渡される。
 だが、蛇神としての自覚を持ち、気位の高い彼女は、魔界に住む「神」が「人間」の指導を受けることに強い不満を覚えていた。

「なぜ、蛇神である私が、人間であるあなたの指導を受けねばならないのか。そんな扱いは、承伏いたしかねる。あなたが私を導く者としてふさわしいかどうか、証を示していただこう」

 
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カテル・ヤーナ・
     エルダーマウント


・年齢39歳
・主属性:吸血属

 3年間の仮封印刑を受け、それ以前の記憶を失っている魔女。
 悪魔に心臓を捧げた半死人である通常の魔女と違い、彼女は自身が悪魔としての資質を秘めているため、便宜上【堕天の子】と呼ばれている。
 潜在的な力はかなり高いレベルにあるはずなのだが、発揮できる力量だけで見るならば、現在の彼女は低級な妖魔よりも劣る存在である。
 何があろうと表情を変えず、ほとんど口もきかず、彼女は淡々と日々を過ごしている。
 自身に何が起ころうと、政庁から何を命じられようと、彼女は淡々とそれに向かうだけだ。
 人間である状態のままで魔界に移住することを望む【堕天の子】――ハルストラの教育を受けるよう命じられたときも、彼女はただ黙ってうなずくだけだった。

「……よろしくおねがいします」

 
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オニュテス・パプスキン

・年齢52歳
・主属性:獣態属

 魔獣イリギネオスが人間の娘に生ませた【堕天の子】で、生まれつき、自らの体を獣へと変えてその力を得る【獣化】の力を持っている。
 ただし、それは潜在的な力でしかなく、現在の彼女はその力を発揮することができない。
 オニュテスの父イリギネオスは、彼女が生まれてから52年間、さして力を増やすでもなく、肉体的にも目立った成長を見せない娘を放置してきたが、魔界に移住することを望む人間――ハルストラが、そのための試練として魔女(女悪魔)を成長させることを命じられたのを知り、オニュテスの教育もその試練の一部に加えるよう、魔界の政庁に申し入れ、受理された。
 オニュテス自身はそのような経緯を気にするでもなく、無邪気な明るさでハルストラにまとわりついてくる。

「おーい、ハルストラ、ハルストラッ。今日は何するのーっ? とっとと終わらせてあそぼーよ」

 
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エルージャ

・年齢??歳
・主属性:獣精

 獣精とは人間霊と動物霊が融合した存在であり、エルージャは人間霊と狐の霊が融合したモノ。
 これまでは魔界の政庁で事務方として働いていたが、ハルストラが試験を受ける際、それを手助けするモノとして派遣されてきた。
 悪魔や魔法使いを手助けすることを元来の仕事とする『広義の使い魔』ではあるものの、個体としての力はさほど強くはなく、進行補助、スケジュール管理などを行うのがせいぜい。
 魔界の住人としてはハルストラの先輩にあたり、オニュテスやシニスといった魔女たちの先輩でもあるが、魔界において年功序列という概念はほとんどなく、魔界の住人としての位は最下級とされているため、魔界への影響力はそれほど強くはない。
 ちなみに、獣精は肉体を持っておらず、平時は魔力で作り出した幻の体で行動しており、その幻体身長は15cmそこそこである。

「まあ、とにかくがんばりましょ」

 
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by Acid-Mist